ウェブの破れ修理
ワンピースやショートウェブ、ファーストミットの下側などで多発する破れの修理です
ウェブを新品に全交換することも出来ますが、ご予算や時間など様々な条件があると思います
当店では当て革を巻くようにして縫いつける方法おすすめしています
新しい革を使用するのでどうしても色合わせが難しいのですが、
修理としては一般的な方法ですし、甲子園の高校野球でも
使い慣れたグラブを使いたい選手や、いきなりグラブを交換出来ないミットなどでは
よく見かけます
同系色ではない組み合わせ(スプレンディッドオレンジにナチュラルライムとか)は
注意案件ですが、同系色での濃淡であればさほど気にする必要はないと思います
オールドミズノのグラブ
最近はほとんど見かけないトラッピーズウェブ
黒紐に全交換しました!
ファーストミットのヘリ革 全交換
糸切りハサミと毛抜きを使って、丁寧に古いヘリ革を外します。
地味で根気のいる作業ですが、仕上がりにとても影響があるので、しっかりと取ります。
今回はお客様が自分で、革紐レースを交換されるということで、半製品の状態でお渡ししました。
グラブ 指先 破れ 修理
ソフトボールで使用していた、軟式用スラッガー。
状態としては最悪なコンディション・・。
ウェブ周りの紐穴はことごとく破れ、捕球面にも大きな破れが3か所。
通常使用を前提としてなら、もはや修理はお断りするところですが
選手のお父様からの強い要望で修理させていただきました。
今回は、通常の裏から当て革をあてて縫う方法は取れず
(指先部分は狭くなっていて、ミシンのアームが入らないので)
思い切って破損部分を切除して、革を切り直して、新しいハミダシと縫いました。
外科手術的ですね・・。
それにしてもグラブにハサミを入れるのはコワイ・・・。
失敗が出来ないから。
完成
正直言って、皆さんにお勧め出来る修理ではないです。
明らかに見た目が悪くなります。
しかし道具としては使えます。
この1点だけに価値を見出していただけるならば、やる意味がある修理です。
ミズノ グローバルエリート 背面破れ修理
ここも破れやすいところです・・・。
しかし修理としてはかなり手間がかかる部分です。
袋状の指部分にはミシンのアームが入らないため
一部分を切開して、補強した後に縫い直します。
BBAグラブ 全ヘリ革交換 破れ修理
キャッチャーミット指掛け修理
キャッチャーミットの親指掛けは構造上、背面の一部をバラす必要があります。
キャッチャーミットあんこ抜き
受球面破れ修理
BBAファースト受球面ジョイント部分 レース交換(クロス編み)
ウェブ破れ修理+レース交換 今回は既存ウェブを修復し再利用しました。
ウェブグラブレース交換
アタッチメントグリス補充・ローション洗浄・オイル加工
グラブレース全交換・アタッチメントグリス補充
小指掛け交換
ローション洗浄・オイル塗布・アタッチメントグリス補充・ウェブレース交換・破れ修理
ウェブレース交換
アゴレース交換
アゴ・親指芯レース交換
ウェブ下部破れ+レース交換